御所柿ごしょがき)” の例文
御所柿ごしょがきを食いし事 明治廿八年神戸の病院を出て須磨や故郷とぶらついた末に、東京へ帰ろうとして大坂まで来たのは十月の末であったと思う。
くだもの (新字新仮名) / 正岡子規(著)
その時唱う歌の一つに「の子神さん毎年ござれ、祝うて上げます御所柿ごしょがきを、面白や云々」、『華実年浪草かじつとしなみぐさ』十に、ある説に亥子餅いのこもち七種の粉を合せて作る。