御廟みべう)” の例文
御廟みべうのうしろの林にと覚えて、五六仏法ぶつぱん々々となく鳥の音、山彦にこたへてちかく聞ゆ。夢然目さむる心ちして、あなめづらし、あのく鳥こそ仏法僧といふならめ。
其の後一五〇御廟みべう一五一玉もてり、一五二丹青たんせいゑどりなして、稜威みいづあがめたてまつる。かの国にかよふ人は、必ずぬさをささげて一五三いはひまつるべき御神なりけらし。