御幣担ごへいかつ)” の例文
旧字:御幣擔
お前はこれからのち、忘れても鼓をいじってはいけないぞ。これは俺の御幣担ごへいかつぎじゃない。鼓をいじると自然いい道具が欲しくなる。
あやかしの鼓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
御幣担ごへいかつぎの多い関西かんさいことに美しいローマンチックな迷信に富む京都きょうと地方では、四季に空に日在って雨降る夕立を呼んで、これを狐の嫁入よめいりと言う
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)