“御帰依”の読み方と例文
読み方割合
ごきえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ちかごろ錦小路殿の御帰依ごきえで、一条戻り橋に新寺を建立こんりゅうしたあの一僧か。あんな禅坊主ならとるにもたらん」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神君しんくん御帰依ごきえ摩利支尊天まりしそんてん御影みえいをお仕立になる時、此のきれもってお仕立になり、それを拝領した旗下はたもとが有って、其の切を私方わたくしかたで得てこしらえた萠黄金襴の守袋で、此れを金入にしては済まん訳だが