“御布告”の読み方と例文
読み方割合
おふれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誰が云い出しものか知れませんが、モトモト平べったい処に住んでいる人間に「世界は丸い」なんて罪な御布告おふれを出したものですよ。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この御布告おふれを、美留藻と香潮が住んでいる村の間の、丁度中程に在る魚市場で、役人が大勢の人々を集めて申し渡した時に真先に——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
それから第二の御布告おふれあかがねの板に書きまして、馬乗うまのりの上手な四人の兵士に渡して、四方の国々の王宮へ即座に出発させました。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)