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御布令
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おふれ
ふりがな文庫
“
御布令
(
おふれ
)” の例文
むしろ『力』は逆になっていたといってもいいので『
御布令
(
おふれ
)
』なども、殆んど形式以上の効力はなかった。
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
... これからはたとい女たりとも産婆営業勝手たるべき事と云う
御布令
(
おふれ
)
さえ出てめでたく落着を告げました」「よくいろいろな事を知っていらっしゃるのね、感心ねえ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「種吉を縛らないのが不足だといふのか、——あの男は、片輪で貧乏でも、若い男に違ひあるまい、若い男が、若い女に惚れて惡いといふ
御布令
(
おふれ
)
は出たとでも言ふのか」
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
友だち して見ると、今にお上から、
男女同席御法度
(
なんによどうせきごはつと
)
の
御布令
(
おふれ
)
でも出かねなからう。
世之助の話
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
第一に眼にとまったのが伊藤博文の
逆
(
さ
)
か
立
(
だ
)
ちである。上を見ると明治十一年九月廿八日とある。
韓国統監
(
かんこくとうかん
)
もこの時代から
御布令
(
おふれ
)
の
尻尾
(
しっぽ
)
を追っ懸けてあるいていたと見える。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「今年は火の用心の
御布令
(
おふれ
)
があって、江戸の町ではどんど焼きが
御法度
(
ごはっと
)
だそうですよ」
銭形平次捕物控:047 どんど焼き
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「今年は火の用心の
御布令
(
おふれ
)
があつて、江戸の町ではどんど燒が御法度ださうですよ」
銭形平次捕物控:047 どんど焼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「金がありや死ななくてもいゝといふ
御布令
(
おふれ
)
でも出たのか」
銭形平次捕物控:229 蔵の中の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
布
常用漢字
小5
部首:⼱
5画
令
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“御布令”で始まる語句
御布令書