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御寝
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おやす
ふりがな文庫
“
御寝
(
おやす
)” の例文
旧字:
御寢
「早くから起して済みません。明智さんいらっしゃるでしょう。大至急御知らせしたいことがあるのです。まだ
御寝
(
おやす
)
みでしょうけれど、一寸起してくれませんか。僕?
斎藤
(
さいとう
)
ですよ」
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
御寝
(
おやす
)
みなさい。起きていらっしゃると毒ですから。私はもう
御暇
(
おいとま
)
をします」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
お
緩
(
ゆっく
)
り
御寝
(
おやす
)
みなさいまし、まだお早うございますから、私共は
皆
(
みんな
)
起きております、御用がございましたら御遠慮なく手をお叩き遊ばして、それからあのお湯でございますが、一晩沸いておりますから
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“御寝”の意味
《名詞》
御寝(ぎょし、ぎょしん)
「ねる」ことの尊敬表現。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
“御寝”で始まる語句
御寝所
御寝衣
御寝間