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御宥免
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ごゆうめん
ふりがな文庫
“
御宥免
(
ごゆうめん
)” の例文
表面上一切の興行をお止めになって、内々で御教化をするようにして、上へ
御宥免
(
ごゆうめん
)
を願うように致したい。
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その方どもの
罪業
(
ざいごう
)
は無知
蒙昧
(
もうまい
)
の然らしめた所じゃによって、天上皇帝も格別の
御宥免
(
ごゆうめん
)
を賜わせらるるに相違あるまい。さればわしもこの上なお、叱り
懲
(
こら
)
そうとは思うて居ぬ。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
期
(
ご
)
に臨み、いかに退いて身の潔白を證し給うとも、太閤殿下に限っては、
御宥免
(
ごゆうめん
)
あるべからず、とてもかくても逃れぬ場合故、五人の使者を討ち果たし、今宵伏見へ取り懸けて火を付け
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「
御宥免
(
ごゆうめん
)
は、出来ないでしょうか」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
宥
漢検準1級
部首:⼧
9画
免
常用漢字
中学
部首:⼉
8画
“御宥免”で始まる語句
御宥免被下度