“御佩刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みはかせ28.6%
おはかせ28.6%
ごはいとう28.6%
おんはかせ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えい女郎めろう、何を云うぞ、宮様に明かされてたまるものか! ……むずかしことを頼むのではない、ただお枕もとの御佩刀みはかせ
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「上樣御佩刀おはかせの彦四郎貞宗を盜まれたといふのは、何時のことだ」
「裏金の御冠物おかぶりもの、金銀の御佩刀ごはいとう——御召物の裏梅の紋所——並々ならぬ方とは存ずるが」
一歳ひととせ法勝寺御幸の節、郎等一人六条の判官はうぐわんが手のものに搦められしを、厭離おんり牙種げしゆ欣求ごんぐ胞葉はうえふとして、大治二年の十月十一日拙き和歌の御感に預り、忝なくも勅禄には朝日丸の御佩刀おんはかせをたまはり
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)