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御下屋敷
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おしもやしき
ふりがな文庫
“
御下屋敷
(
おしもやしき
)” の例文
種員はつい去年の今頃までは
待乳山
(
まつちやま
)
の
樹
(
き
)
の茂りを向うに見て、崩れかかった土塀の中には昼間でも
狐
(
きつね
)
が鳴いているといわれた
小出伊勢守様
(
こいでいせのかみさま
)
の
御下屋敷
(
おしもやしき
)
が
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
鉄砲洲
(
てっぽうず
)
なる
白河楽翁公
(
しらかわらくおうこう
)
が
御下屋敷
(
おしもやしき
)
の
浴恩園
(
よくおんえん
)
は小石川の
後楽園
(
こうらくえん
)
と並んで江戸名苑の一に数えられたものであるが、今は海軍省の軍人ががやがや
寄集
(
よりあつま
)
って酒を呑む
倶楽部
(
クラブ
)
のようなものになってしまった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“御下”で始まる語句
御下向
御下
御下賜
御下知
御下下
御下命
御下問
御下文
御下渡
御下賜金