“徠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余は此母子がきになった。明治三十四年中、ゴルドン将軍伝を書く時、余はゴルドンをえがく其原稿紙上に乃木将軍の面影おもかげがちらり/\とったりたりするを禁じ得なかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
面白いもので、何でも世の中は遠慮する程損な事はないが、街を歩いても此方が大威張で眞直に歩けば、る人も、徠る人も皆途を避けてくれる。
散文詩 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)