従孫じゆうそん)” の例文
是に由つて観れば、伯母沢は瑞英を悪んでも、伯父瑞仙はてつ瑞英との交を絶たずにゐて、名を従孫じゆうそんに命じたと見える。雄太郎は後の瑞長直頼ずゐちやうなほよりである。此年瑞英二十五歳。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)