“徒渡”の読み方と例文
読み方割合
かちわた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さりとて、行手は千住の大橋で、川を徒渡かちわたりでもしない限り、裏道を通り抜けるというわけにもゆきません。やむことを得ずしてお仕置場の中へ避けて、この人数をやり過ごそうとしました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)