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彼是
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あれこれ
ふりがな文庫
“
彼是
(
あれこれ
)” の例文
彼是
(
あれこれ
)
と恩にきなければならない事は、その為めに僅かな時間を得ても、何の役にも立たない程、彼女には、
煩
(
うる
)
さく、不快であつた。
惑ひ
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
彼是
(
あれこれ
)
と考えると蝋燭の
心
(
しん
)
のたつ様で、
終
(
しまい
)
にゃア
桂庵婆
(
けいあんばゞあ
)
に
追遣
(
おいつか
)
われるように成るだろうと
大抵
(
てえ/\
)
心配さ、愚痴をいうようだがお
前
(
まえ
)
の身が
定
(
さだま
)
らないではと
極
(
きま
)
りを付けようと思っても
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
東京に着いてから手紙を寄越すべき人をを
彼是
(
あれこれ
)
と數へてゐた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
処がそれによると私がさも/\他人に
彼是
(
あれこれ
)
云はれるのがうるさゝに、自分の思ひどほりに出来ないでゐるとでも思つてゐらつしやるらしいやうです。
中村孤月様へ
(新字旧仮名)
/
伊藤野枝
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
“彼是”で始まる語句
彼是間