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強請
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きょうせい
ふりがな文庫
“
強請
(
きょうせい
)” の例文
その血相をもって、彼は、院の御所へ駈けつけ、法皇に対し奉って臨幸を
強請
(
きょうせい
)
していた。けれど法皇には、お
肯
(
き
)
き入れがない。とやかく立ち騒いでいるうちに
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ちと思うことがあるから、きょうは終日、たれにも会いたくない。そちは、なるべく門にいて、客を
謝
(
しゃ
)
す役にあたれ、もし、たって訪問を
強請
(
きょうせい
)
するものが来たら、この詩を示してやれ」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もとよりこれは漢帝のご本意でなかったこと勿論であろうが、その空気を察して、この際大いに魏へ私威を植えておこうとする華歆が、許都の朝廷へ迫ってむりに
強請
(
きょうせい
)
してきたものなのである。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
四国
側
(
がわ
)
の内部では、すでに谷忠兵衛のごとき
具眼
(
ぐがん
)
の
士
(
し
)
があって、前途を見とおした“
極
(
き
)
め手”を打って、元親の同意を
強請
(
きょうせい
)
していたほどだったが、戦局上の表面では、攻略軍の羽柴方とて、決して
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“強請”の意味
《名詞》
(きょうせい、ごうせい)無理に頼むこと。
「ゆすり」参照。
「もがり」参照。
(出典:Wiktionary)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
請
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
“強請”で始まる語句
強請事
強請場
強請者
強請的
強請言