“強請者”の読み方と例文
読み方割合
ゆすりもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大尉は零落の揚句、乞食や強請者ゆすりもののまねもした。そしてある日兄公爵をうまくとっちめた。これが、公爵にとっては運のつきだったんだ。
そこで、諸国の城下に、悪い夜遊びが流行はやったり窃盗せっとう沙汰だの強請者ゆすりものが横行している。こんな悪風は、朝鮮役後からの現象で、太閤様が生んだものだとうらんでいる声もあるとか。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)