弦走つるばしり)” の例文
昌景自身冑の吹返ふきかえしは打砕かれ、胸板、弦走つるばしりの辺を初めとして総て弾疵たまきず十七ヶ所に達したと伝えるから、その奮戦の程が察せられる。
長篠合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)