トップ
>
弥太
>
やた
ふりがな文庫
“
弥太
(
やた
)” の例文
旧字:
彌太
そのかたわらに敬四郎が父親のなわじりとって、目をむきながら、手下の直九、
弥太
(
やた
)
のふたりを口ぎたなくしかりつけているさいちゅうなのでした。
右門捕物帖:33 死人ぶろ
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
夫 (小説を声高に読みはじめる)「
芳町
(
よしちやう
)
で幅の利く顔役、
弥太
(
やた
)
五
郎
(
らう
)
源
(
げん
)
七が出先から子分に持たせてよこした手紙を見た女房おげんの顔の色がさつと変り……」
世帯休業
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「——奥州の堀井
弥太
(
やた
)
と仰っしゃってくだされば、なおよくお分りのはずでございます。かねがね、ご書状をもちまして」いいかけると、ガタンと、門の
扉
(
と
)
がうごいて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……うむ」堀井
弥太
(
やた
)
の
砂金売
(
かねう
)
り吉次は、えくぼをたたえて、
頷
(
うなず
)
いた。ふとい——大きな息で
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅商人
(
たびあきゅうど
)
の堀井
弥太
(
やた
)
は、先へ、足を早めながら
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
“弥太”で始まる語句
弥太堀
弥太松
弥太郎
弥太之丞
弥太兵衛
弥太郎親盛