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弥三右衛門
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やそうえもん
ふりがな文庫
“
弥三右衛門
(
やそうえもん
)” の例文
のみならず二三度
揉
(
も
)
み合う内に、茶室の障子が
明
(
あ
)
いたと思うと、庭へ
行燈
(
あんどん
)
をさし出したのは、
紛
(
まぎ
)
れもない父の
弥三右衛門
(
やそうえもん
)
です。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、もし父の
弥三右衛門
(
やそうえもん
)
に、わたしの
曝
(
さら
)
し首を見られた時には、——(苦しそうに)勘忍して下さい。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ちょうどわたしの
真正面
(
ましょうめん
)
に坐った老人は、主人の
弥三右衛門
(
やそうえもん
)
でしょう、何か
細
(
こま
)
かい
唐草
(
からくさ
)
の羽織に、じっと両腕を組んだまま、ほとんどよそ眼に見たのでは、釜の
煮
(
に
)
え音でも聞いているようです。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画