弁別あやめ)” の例文
ようやく何度目かの勧めで、やっと、では、というように二人が立ちどまった時には、もう小半町先は、ものの弁別あやめも分かぬ薄暗うすやみに包まれていました。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)