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廐橋
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うまやばし
ふりがな文庫
“
廐橋
(
うまやばし
)” の例文
廐橋
(
うまやばし
)
のほうから来たらしい電車がやはり何の音もさせないで来るのを見た。哲郎はゆっくりとレールの上を踏んで歩いた。
青い紐
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
川蒸汽は
蔵前橋
(
くらまへばし
)
の下をくぐり、
廐橋
(
うまやばし
)
へ
真直
(
まつすぐ
)
に進んで行つた。そこへ向うから僕等の乗つたのとあまり変らない川蒸汽が一艘
矢張
(
やは
)
り
浪
(
なみ
)
を蹴つて近づき出した。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして車掌に教えられて、
廐橋
(
うまやばし
)
の通りで乗り換えた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
川蒸汽は僕等の話の
中
(
うち
)
に
廐橋
(
うまやばし
)
の下へはひつて行つた。薄暗い橋の下だけは浪の色もさすがに
蒼
(
あを
)
んでゐた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
廐
漢検準1級
部首:⼴
14画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“廐橋”で始まる語句
廐橋手前