“康貞”の読み方と例文
読み方割合
やすさだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
留守となる清洲には、その本丸に内藤信成のぶしげを。二の丸に、三宅康貞やすさだ、大沢基宿、中安長安の諸将をとどめ、二十八日、旗鼓きこさわやかに、小牧山へ進出した。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのなかに藩主の石見守康富いわみのかみやすとみも加えられたので、その費用をまかなう必要から、在国の右京亮康貞やすさだが急に発行を命じたものであった。加印がなければ発行高もわからないし濫発らんぱつのおそれもある。
初夜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)