底意地そこいじ)” の例文
さすがに、ひとのいうことを、まっすぐにしかかいしなかったおたけも、底意地そこいじのわるい、おくさまのいいかたがわかって、もうなにもいうことができませんでした。
だまされた娘とちょうの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれども、死神はお医者のところへやってきて、腹をたてた底意地そこいじのわるい顔をして、指でおどかしながら
別に深く底意地そこいじの悪いというほどの人ではないが、妙に大事の場合などになるとその時をはずしていなくなったりして、毎度、いそがしい時などに困らされたものでありますが