トップ
>
常套語
>
じょうとうご
ふりがな文庫
“
常套語
(
じょうとうご
)” の例文
ソノ他アラユル様々ナヿヲ、彼女ノ
常套語
(
じょうとうご
)
ヲ
真似
(
まね
)
レバ、ココニ書キ記スノモマコトニ恥シイヨウナイロイロナヿヲシテミタ。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼はその女を裸にして竹槍で突き殺させたあとで、今日われわれが子供の時から耳にタコができるほど学校で聞かされた
常套語
(
じょうとうご
)
の元祖を放った。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
そういう時に世人はよく理論と実際という
常套語
(
じょうとうご
)
を持出して科学者の
迂遠
(
うえん
)
を冷笑するのが例である。
物理学の応用について
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「うん、おれは南海の龍だ!」これが頼宣の
常套語
(
じょうとうご
)
であった。そこで号して
南龍公
(
なんりゅうこう
)
という。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
単に唯心論者の
常套語
(
じょうとうご
)
とばかりはいい退けてしまうことが出来ない。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
▼ もっと見る
それが僕のような少年を
揶揄
(
からか
)
う
常套語
(
じょうとうご
)
であったのだ。僕はそれを試みた。しかし人に聞いたように愉快でない。そして跡で非道く頭痛がする。
強
(
し
)
いてかの可笑しな画なんぞを想像して、反復して見た。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
常
常用漢字
小5
部首:⼱
11画
套
漢検準1級
部首:⼤
10画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“常套”で始まる語句
常套
常套的
常套手段
常套性
常套主義