“帰去”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かへり50.0%
かへりさ50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろしい、帰去かへりには僕が一所に引張つて好い処へ連れて行つて遣るから。ねえ、間、おい、間と言ふのに」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「ほう、もう、お帰去かへりかな。わしもはや行かん成らんで、其所そこまで御一処に」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
彼はこの情緒のはげしく紛乱せるに際して、可煩わづらはしき満枝にまつはらるる苦悩に堪へざるを思へば、その帰去かへりさらん後まではして還らじと心を定めて、既に所在ありかを知られたる碁会所を立出たちいでしが、いよいよ指して行くべきかたは有らず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)