“巧奴”の読み方と例文
読み方割合
こうぬ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ッ。大きな声を出すない。それよりは、はやく巧奴こうぬを呼んで来な。あいつも、眼を細くするにちげえねえ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、巧奴こうぬはこのとき、座敷のすみの一たくに、独りぼっちで飲んでいた男の方へ、その流し目をジロとやって
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あら、いやだ。張旺ちょうおうさんたら、いてるんだね。いいえ、巧奴こうぬねえさんは、すぐ来ますからさ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)