巌之助いわのすけ)” の例文
いいものを拾ったといわないばかり、子ども好きな秀吉は、眼をみはって巌之助いわのすけの顔を見たり、傍へ寄せて、頭を撫でまわしたりしていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
巌之助いわのすけといいます。母もすでにし……父もやがて。——官兵衛どの、切に、行く末よろしくご養育を」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)