“岡一”の読み方と例文
読み方割合
おかはじめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛子がたすきをはずしながら台所から出て来た時分には、貞世はもう一枚の名刺を持って葉子の所に取って返していた。金縁きんぶちのついた高価らしい名刺の表には岡一おかはじめしるしてあった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)