岐阜提燈ぎふちょうちん)” の例文
新字:岐阜提灯
真澄はさかずきを持ったなりにまたおもい出したように、ななめに見えている母屋おもやの二階ののきに眼をやった。そこには叔母の好みで夏からけている岐阜提燈ぎふちょうちんがあった。
岐阜提灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)