山家住居やまがずまい)” の例文
いにしえの国主の貴婦人、簾中れんちゅうのようにたたえられたのが名にしおう中の河内かわち山裾やますそなる虎杖いたどりの里に、寂しく山家住居やまがずまいをしているのですから。
雪霊記事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
風花に山家住居やまがずまいもはや三年みとせ
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)