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居眠
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いねむり
ふりがな文庫
“
居眠
(
いねむり
)” の例文
自分は、長蔵さんと主人との話を聞きながら、
居眠
(
いねむり
)
を始めた。いつから始めたか知らない。馬を
売損
(
うりそこな
)
って、どうとかしたと云うところから、だんだん
判然
(
はっきり
)
しなくなって、
自然
(
じねん
)
と長蔵さんが消える。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
風采
(
ふうさい
)
、千破矢家の
傳
(
ふ
)
たるに足る竜川守膳が、顔の色を変えて血眼になって、その捜索を、府下における区々の警察に頼み聞えると、両国
回向院
(
えこういん
)
のかの鼠小憎の
墓前
(
はかのまえ
)
に、
居眠
(
いねむり
)
をしていた小憎があった。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまり、三人が揃いも揃って、
居眠
(
いねむり
)
をはじめたのです。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
眠
常用漢字
中学
部首:⽬
10画
“居眠”で始まる語句
居眠姿