“居所(いど)” の例文
「フム学問々々とお言いだけれども、立身出世すればこそ学問だ。居所(いど)立所(たちど)に迷惑(まごつ)くようじゃア、些(ちっ)とばかし書物(ほん)が読めたッてねっから難有味(ありがたみ)がない」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それから思うと内の文三なんざア盆暗(ぼんくら)の意久地なしだッちゃアない、二十三にも成ッて親を養(すご)すどこか自分の居所(いど)立所(たちど)にさえ迷惑(まごつい)てるんだ。なんぼ何だッて愛想(あいそ)が尽きらア
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)