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尺蠖
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せきくわく
ふりがな文庫
“
尺蠖
(
せきくわく
)” の例文
夫
尺蠖
(
せきくわく
)
は伸びて而も
還
(
また
)
屈
(
かゞ
)
み、車輪は仰いで而も亦
低
(
た
)
る、射る弓の力窮まり尽くれば、飛ぶ矢の勢変り
易
(
かは
)
りて、空向ける鏃も地に立つに至らんとす、此故に欲界の六天
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
将門の
勢
(
いきほひ
)
が
浩大
(
かうだい
)
で、独力之を支ふることが出来無かつたから、下野掾の身ではあるが、
尺蠖
(
せきくわく
)
の一時を屈して、差当つての難を免れ、後の便宜にもとの意で将門の
許
(
もと
)
を
訪
(
と
)
ふたといふのであるから
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
尺
常用漢字
小6
部首:⼫
4画
蠖
漢検1級
部首:⾍
19画
“尺蠖”で始まる語句
尺蠖虫
尺蠖歩
尺蠖之屈