“尺布”の読み方と例文
読み方割合
しゃくふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ひとりの尼、真白い全身に尺布しゃくふもまとわず、赤裸の観世音かと見ゆるばかり、りんとしてかいの上に立ち、微妙の霊音ともひびく声を張って大衆の中へ云った。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)