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小長
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こなが
ふりがな文庫
“
小長
(
こなが
)” の例文
小長
(
こなが
)
い大小に下駄穿きでがら/\やって来まして、ちょうど
根津権現
(
ねづごんげん
)
へ参詣して、
惣門内
(
そうもんうち
)
を抜けて参りましたが、只今でも全盛でございますが
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
無反
(
むぞり
)
の
小長
(
こなが
)
いのを
帯
(
さ
)
し、
襠高
(
まちだか
)
の
袴
(
はかま
)
をだゞッ
広
(
ぴろ
)
く穿き、大先生の様に思われますが、
賭博打
(
ばくちうち
)
のお手伝でもしようという浪人者を二人連れて、宇治の里の下座敷で一口遣っていると
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
端折
(
はしおり
)
を高くして
小長
(
こなが
)
い大小を落し差しにしてつか/\と来て物をもいわず花車の
片方
(
かた/\
)
の手を一人が押える、一人は前から胸倉を押えた、一人は
背後
(
うしろ
)
から
羽交責
(
はがいぜめ
)
に組付こうとしたが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と田舎の人は正直で親切でございますから、本当に死ぬ了簡と見えて、
藻刈鎌
(
もがりがま
)
を
担
(
かつ
)
いで出掛けまする。文吉も
小長
(
こなが
)
いのを一本差しまして、さっさと跡から
飛出
(
とびだ
)
して余程急ぎましたが、間に合いません。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“小長”で始まる語句
小長谷
小長刀
小長谷部
小長谷山
小長谷若雀命