小邑しょうゆう)” の例文
ここは志津川湾に沿う小邑しょうゆうであった。海の難所である金華山沖を外洋の彼方に控えて、おびただしい津波と漂流の伝説の下で生きて来た。何十年か前にはロシヤの黒船が漂着した。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)