小捷こばしこ)” の例文
女は「そう」「そう」と言って、小捷こばしこく働いたが、そそくさと一ト働きすると、じきにだるそうな風をしてぺッたり坐って、まるい目をパチパチさせながら、いつまでも話し込んだ。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)