“小嬢”の読み方と例文
読み方割合
としごろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ホホホホ、お嬢さんでもないわね私は。……でも、その小嬢としごろだった頃、わたし開封かいほうの都で育ったでしょ。そして近所が色街でしたからね、しぜん稽古事は、ずいぶん仕込まれてきたんですって」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)