小伎倆こうで)” の例文
なまじそれがあつた為に毛をさかぎにされるやうなくるしい目にあつたと思へば、感興に殉じた小伎倆こうで立てが、自分ながらいまいましく、この冊子を見る度にをこな自分を版木に刷り
上田秋成の晩年 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)