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小主公
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わかだんな
ふりがな文庫
“
小主公
(
わかだんな
)” の例文
「それじゃあ後髪を引かれねえで、可うがす。お二人の先途を見届けて参りましょう。
小主公
(
わかだんな
)
お気を着けなすって、
後
(
のち
)
ともいわず直ぐに、」
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大助は敵の我を忌むを
識
(
し
)
りて、
小主公
(
わかだんな
)
の安否
心許
(
こころもと
)
なく、なお
推返
(
おしかえ
)
して言わんとするを、三郎は遮りて
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小主公
(
わかだんな
)
、
貴方
(
あなた
)
はなぜそう弱くおなんなすったね、
病
(
やめえ
)
なんざ気で勝つもんです。大方何でしょう、そんな引込思案をなさいますのは、目のためじゃあござりますまい。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小主公
(
わかだんな
)
、
良
(
い
)
いお
音信
(
たより
)
がござりますぜ、大旦那様もちょうどこの春、三月が満期で無事に御出獄でござりました。こちらでも新聞がござりますなら、
疾
(
と
)
くに御存じでござりましょう。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
“小主”で始まる語句
小主水
小主人公