“寿慶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅけい50.0%
じゆけい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安永八年に歿した妙仙みょうせん、寛政二年に歿した寿慶じゅけい、それから嘉永元年まで生存していた芳松院ほうしょういん緑峰りょくほうである。緑峰は菱谷氏ひしたにうじ佐井さい氏に養われて独美に嫁したのが、独美の京都にいた時の事である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
瑞仙が祐二を車屋町に遣つたのは、誰に託して遣つたか知らぬが、其時は後妻寿慶じゆけいの歿日より後であらう。十月二十四日より後であらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)