寺田寅彦てらだとらひこ)” の例文
数学科で理学博士寺田寅彦てらだとらひこ先生の御意見に由って第一年級より代数を教えるというような特殊の新教育法を他の諸科においても断行致します。
文化学院の設立について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
こういう心の持ち方は、あきらかに寺田寅彦てらだとらひこ先生の感化を少し変形してではあるが受けたものと、自分では思っている。
書架と花の絵で、その下に、大正八年一月五日寺田寅彦てらだとらひこと、毛筆でローマ字の署名がしてあった。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
『宇宙の謎』の思出には、まだあとがある。ずっと後になって、大学を出て寺田寅彦てらだとらひこ先生の助手をつとめていた頃、忘年会か何かで、研究室の若い連中大勢そろって、先生の御馳走ごちそうになったことがある。
簪を挿した蛇 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
寺田寅彦てらだとらひこ先生の随筆がその典型的なものである。
科学と文化 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
寺田寅彦てらだとらひこ先生の連句の中に
寺田先生と銀座 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)