“寸芽”の読み方と例文
読み方割合
すんが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この一孤児が、黒田という一家風のうちに育まれて、成人の後、後藤又兵衛基次と世にばれるような男になろうとは、このときまだその寸芽すんがの色すら誰の眼にも見えなかった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)