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寨中
ふりがな文庫
“寨中”の読み方と例文
読み方
割合
さいちゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいちゅう
(逆引き)
二匹の牛、十匹の羊、五匹の豚が、あらゆる物に調理され、酒は
山東
(
さんとう
)
の
生粋
(
きっすい
)
、
秋果
(
しゅうか
)
はこの山の
実
(
みの
)
りだし、隠れたる芸能の粋士もまた
寨中
(
さいちゅう
)
に少なくない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらに、二つの江の口を過ぎると、やがて
金沙灘
(
きんさたん
)
の岸には、
幾旒
(
いくりゅう
)
もの旗と人列が見えた。頭領の
王倫
(
おうりん
)
以下、
寨中
(
さいちゅう
)
の群星が、
関
(
かん
)
を出て、立ち迎えていたものだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
宋
(
そう
)
公明君のご書状に照らして、
寨中
(
さいちゅう
)
の頭目ども評議の結果、よろこんで、ご一同を梁山泊へお迎えいたすことに決めた。……いざこれよりご案内申す。お支度あれ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寨中(さいちゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
寨
漢検1級
部首:⼧
14画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“寨”で始まる語句
寨
寨門
寨主
寨首
寨友
寨外
寨上
寨兵
寨員
寨城