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寛衣
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かんい
ふりがな文庫
“
寛衣
(
かんい
)” の例文
ある者どもは腰のまわりに
寛衣
(
かんい
)
の一種をまとった丈である——これは全く私を混乱させるに充分であった。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
僧正服
(
そうじょうふく
)
とアラビア人の服とをごっちゃにしたような
寛衣
(
かんい
)
をひっかけ、頭部には白いきれをすっぽりかぶり、
粛々
(
しゅくしゅく
)
と進んで、聖壇にのぼり、椅子に腰を下ろした。聴衆の間からは、
溜
(
た
)
め
息
(
いき
)
が聞えた。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼等はたいてい同じような木綿の衣服——ゆるやかな
寛衣
(
かんい
)
みたいなもの——を着ているので、制服を着ているようにさえ見える。中には腰のあたりに鈴をつけている者もある。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
男が普通に着るのは、典雅に垂れ下る一種の
寛衣
(
かんい
)
であり、彼等の帽子は絵画的である。木の葉、竹、竹草、松、花その他は力強く、勢よく描かれる結果、日本の絵は非常に人を引きつける。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
“寛衣”の意味
《名詞》
寛衣(かんい)
ゆったりとした、衣服のこと。
(出典:Wiktionary)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛闊
寛恕
寛大
寛容