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富田屋
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とんだや
ふりがな文庫
“
富田屋
(
とんだや
)” の例文
「姐はん、このお方はな、こんなぼくねん人みたいな風してはりますけど、重亭でも入船でも、それから
富田屋
(
とんだや
)
でも皆知つてやはりますんやで。なか/\隅へ置けまへんで。」
鱧の皮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
知らない横浜の
富田屋
(
とんだや
)
さんの
家
(
うち
)
に泣暮して居ましたよ、処へ
富貴楼
(
ふっきろう
)
のお内儀さんが
一寸
(
ちょっと
)
富田屋さんへ用が有ってお出でなすって、何ういう訳だと申しますから、是々だって話をすると
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほほほほ多一さん、
貴下
(
あんた
)
、そうむつかしゅうせずと、
胡坐
(
じょうら
)
組む気で、杯しなはれ。私かて、丸官はんの
傍
(
そば
)
に居るのやない、この一月は籍のある、
富田屋
(
とんだや
)
の以前の
芸妓
(
げいこ
)
、そのつもりで酌をするのえ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「姐はん、このお方はな、こんなぼくねん人みたいな風してはりますけど、重亭でも入船でも、それから
富田屋
(
とんだや
)
でも皆知つてやはりますんやで。なか/\隅に置けまへんで。」
鱧の皮
(新字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“富田屋”で始まる語句
富田屋八千代