富手とみて)” の例文
「先生ぁ、ずいぶん足ぁ早ぃな。」富手とみてかな、菅木すがきかな、あんなことをっている。足が早いというのは道をあるくときの話だ。ここもたいらで上等じょうとうの歩道なのだ。ただ水があるばかり。
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)