“寄棲”の読み方と例文
読み方割合
きせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、その日から、さちよの寄棲きせい生活がはじまった。年の瀬、お正月、これといういいこともなくするする過ぎた。みぞれの降る夜、ふたりは、電気を消して、まっくらい部屋で寝ながら話した。
火の鳥 (新字新仮名) / 太宰治(著)