“宸聴”の読み方と例文
読み方割合
しんちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世上むしろ此の宰相有らんや。内外駭訛がいか、人情洶々きょうきょう、若し急に斧※ふしつの誅を加えずんば、勢必ず操莽そうぼうの禍を醸成せん。臣夙夜しんしゅくやつつしみ懼れ、敢て寧処ねいしょせず。死を冒して列款れつかんし、仰いで宸聴しんちょうに達す。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)