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宰領格
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さいりょうかく
ふりがな文庫
“
宰領格
(
さいりょうかく
)” の例文
彼は、その商隊の
宰領格
(
さいりょうかく
)
で、奥州栗原郷の吉次という者だった。四十を越えたぐらいな年配で、逞しい
商人魂
(
あきんどだましい
)
の持主であった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
身長
(
みのたけ
)
九尺六寸といわれる長人孔子の半分位しかない
短矮
(
たんわい
)
な
愚直者
(
ぐちょくしゃ
)
子羔
(
しこう
)
。年齢から云っても
貫禄
(
かんろく
)
から云っても、もちろん子路が彼等の
宰領格
(
さいりょうかく
)
である。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
残る穴埋め係の中から、
宰領格
(
さいりょうかく
)
の
結城左京
(
ゆうきさきょう
)
が進み出て
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
宰
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
“宰領”で始まる語句
宰領